正太郎の死後、正典に請われ自分の工場の社員扱いで塗箸の技術を正典に教えた。正太郎の元弟子で、正典の兄弟子。工場の存亡が危ぶまれ工場の閉鎖を考えたとき、和田家の前で正太郎の元を去ったときの心情を打ち明け、小梅と和解する。 その影響で正太郎に弟子入りするが、正典の塗箸作りの才能に劣等感、疎外感を抱いたことが正太郎の元を去った要因となっている。伝統工芸の塗箸に見切りをつけて正太郎のもとを去ったため小梅に嫌われており、正太郎の葬式でも追い返された。
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